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足関節の骨学

足関節の解剖学の画像

どうも。スズキタケヒロです。

今回は足関節の骨学についてです。

足部まで含んでしまうと量がエグいことになるので足部は別の機会にて。

 

まず足関節についてですが、足関節は脛骨、腓骨、距骨で構成される距腿関節であるとご理解ください。

腓骨

https://visual-anatomy-data.net/kokkaku/detail-fibula.html

長細い腓骨は脛骨に並行して並んでいます。

腓骨頭は脛骨外側顆のすぐ外側にあり、すぐに触知できます。

腓骨は下腿の荷重の10%しか受けておらず残りの荷重は全て脛骨が受けています。

末端には外果があり、長腓骨筋腱と短腓骨筋腱の滑車として機能しています。

外果の内側面には距骨との関節面があり、足関節の一部となっています。

脛骨

脛骨の画像
https://visual-anatomy-data.net/kokkaku/detail-tibia.html

脛骨は足関節の荷重面積を大きくするため遠位にいくにつれ広がった形になっています。

遠位部には内果があり距骨との関節面を形成し足関節の一部になっています。

膝関節の骨学でも解説しましたが脛骨は20〜30°ほど外側に捻れていています。

距骨

https://visual-anatomy-data.net/kokkaku/detail-ing-2/talus-50JPG.JPG

距骨は足部の最上部にある重要な骨です。

距骨の画像2
https://visual-anatomy-data.net/kokkaku/detail-ing-2/talus-10.jpg

背側面に距骨滑車をもち、これは前後に膨らみ、内外に凹んだ形をしています。

距骨滑車とその周辺は関節軟骨に覆われ、足関節の関節面として機能しています。

距骨頭は舟状骨に向かって前内側に突き出た形(矢状面に対して30°内側)をしていて、終わりに舟状骨との関節面があります。

距骨の画像3
https://visual-anatomy-data.net/kokkaku/detail-ing-2/talus-12.jpg

距骨をひっくり返して下から見るとこのようの関節面が3つ存在します。

それぞれの面と対応している関節面が下図で確認できます。

距骨の画像4
https://visual-anatomy-data.net/kokkaku/detail-ing-2/talus-56.JPG

踵骨にも3つの関節面があり小さい前方関節面中間関節面はやや湾曲していて繋がって1つになっていることもあります。

もっとも大きいのが後方関節面で、これら3つの関節面が1つの機能体として距骨と関節を構成しています。

脛腓骨関節

下腿骨の画像2

今回は足関節なのでここでは遠位脛腓関節についてまとめます。

遠位脛腓関節は脛骨の腓骨切痕腓骨遠位内側面で構成される関節です。

ここにはわずかに可動性があり足関節の背屈時に動きます。

脛腓骨を強固に連結している組織は骨間靭帯と言いこれは骨間膜が延長したものです。

また前・後遠位脛腓靭帯も安定性に関与しています。

これらの安定機構は足関節の安定と機能には欠かせないものとなっています。

距腿関節

距骨滑車、内果、外果の3つに囲まれた空間に形成される関節です。

ほぞ穴の形をしていて、間接軟骨の暑さは約3㎜あり、最大荷重時には30〜40%圧縮されます。

足関節靭帯の画像
https://visual-anatomy-data.net/kokkaku/detail-ing-2/talus-58.JPG

距腿関節の関節包は靭帯によって補強されています。

内側には三角靭帯があり、内果から扇状に広がるこの靭帯は表層と深層にわけることができ、表層は4本の線維に分岐していてそれぞれ脛舟部線維脛スプリング部線維脛踵部線維脛距部線維となります。

深層は内果と距骨内側に付着しています。

三角靭帯の主な機能は内側の補強で、距腿関節、距骨下関節、距舟関節の外返しを制限します。

また分岐して様々な方向に走行しているので回旋制限にも関与します。

三角靭帯自体の組織強度が高いことに加え、外返し運動は外果によって制限されるため損傷は稀です。

そのため三角靭帯の損傷がある場合は単独損傷よりも他組織の損傷も合併していることが多いので要注意です。
(三角靭帯損傷=重症)

外側には前・後距腓靭帯踵腓靭帯があります。

これらは三角靭帯のように折り重なったりはしておらず独立した靭帯として存在しています。

距腓靭帯は外果の前方に付着し、距骨頸に向かって走行します。

外側靭帯の中で最も損傷頻度が高い靭帯で、発生メカニズムは過度な内返しと内転ですががこれらに底屈が合わさることで損傷します。

踵腓靭帯は外果先端から下後方に走行し踵骨の外側面に付着します。

前距腓靭帯と踵腓靭帯により距腿関節の全可動域におけ過度な内返しが制限されます。

後距腓靭帯は外果の後内側部と距骨の外側結節を結ぶ靭帯で、距腿関節に対してほぼ水平に走行します。

この靭帯は背屈位において距骨の過度な外転外旋を制限し距骨を関節窩内に収める役割を果たします。

さいごに

ここまで出てきた各靭帯を 靭帯名 、 横断する関節 、 伸長する動き の順にまとめます。

  • 三角靭帯脛距部線維 – 距腿関節 – 外返し、背屈+距骨後方滑り
  • 三角靭帯脛舟部線維 – 距腿関節、距舟関節 – 外返し、外転、底屈+距骨前方滑り
  • 三角靭帯距踵部線維 – 距腿関節、距骨下関節 – 外返し
  • 前距腓靭帯 – 距腿関節 – 内返し、内転、底屈+距骨前方滑り
  • 踵腓靭帯 – 距腿関節、距骨下関節 – 外転、内返し、背屈+距骨後方滑り
  • 後距腓靭帯 – 距腿関節 – 外転、内返し、底屈+距骨後方滑り

つづき

ということで今回はここまで。

このブログがあなたの臨床に一助になれば幸いです。

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この記事を書いた人

スズキ タケヒロのアバター スズキ タケヒロ 集-tsudoi-設立者

得意の徒手療法を中心に初学者が明日から現場実践できる基礎内容を担当