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胸椎の運動学

胸椎の運動学の画像

どうも。スズキタケヒロです。

過去、胸椎については筋学、骨学とまとめてきました。

今回は運動学についてまとめていきます。

はじめに

胸椎は矢状面、前額面、水平面、その全ての面での運動が可能です。

椎間関節それぞれの動きの大きさは大したことありませんが、その全てが組み合わさった際の可動はとても大きいです。

また頸椎や腰椎と比べると椎体に対する椎間板も薄かったりします。

矢状面運動

胸椎は全体で30~40°の屈曲、15~20°の伸展が可能です。

屈曲が度を越えようとすると棘上靭帯後縦靭帯などにより制限がかかります。

伸展は上中位胸椎では前縦靭帯棘突起の衝突により制限されています。

下位になると肋骨が浮遊していたり椎間関節の関節面がより矢状面を向くので可動範囲が大きくなります。

関節内運動に関しては頸椎の椎間関節と同じ動きをします。

呼吸における胸椎の動きは

吸気時には伸展、呼気時には屈曲となり、吸気時には肋椎関節の適合性が高まって胸郭の剛性が上昇します。

詳しい理由はこちらの記事にて

水平面運動

胸椎は25~35°の軸回旋が可能です。

前述したように椎間関節ひとつ一つの動きは小さいですが胸椎全体で動けばこの可動域を生み出すことが可能です。

軸回旋は下部胸椎ほどその可動域が減少します。

ゴルファーなどのスイングスポーツで腰を捻るという指導が間違いだということがわかるかと思います。

前額面運動

胸椎の椎間関節は垂直に近い関節面をもつため前額面上の可動域はかなり大きくなります。

しかしこの可動域は肋骨により制限されます。

ここでの椎間関節の動きも頸椎と同じで

同側側屈で下関節面は下方+ちょっと後方へ滑り、対側側屈では上方+ちょっと前方へ滑ります。

胸椎単独での側屈可動域は25~30°です。

 

以上が胸椎の運動学についてになります。

めちゃくちゃさっぱりしたブログになってしましましたね。

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この記事を書いた人

スズキ タケヒロのアバター スズキ タケヒロ 集-tsudoi-設立者

得意の徒手療法を中心に初学者が明日から現場実践できる基礎内容を担当