ただいま新規入会受付中! お申し込みはこちら

異化・同化について

異化同化の画像2

どうも。スズキタケヒロです。

今回は異化・同化を解説いします。

異化・同化は国試勉強のときにやりましたよね?

 

異化

高分子化合物を分解して低分子化合物やエネルギーを産生すること
=カタボリズム

同化

エネルギーを利用して物質を合成すること
=アナボリズム

で、骨格筋は1日のうちでこの異化・同化を繰り返しているんです。

異化同化の画像

へぇー、だからビルダーは栄養切らさないようにこまめにプロテイン飲んでるのかぁ。

ってことが言いたいんじゃないんですよぼくは。

 

ようは体内でエネルギーが不足すると筋分解でエネルギーを確保するんですが、蛋白質の代謝でどうしても出てきてしまうアイツを覚えていますか。

そうです、アンモニアです。(詳しくは上記のブログにて)

つまり異化が進むとアンモニアが増えるということなんです。

そうなると肝臓は本業の栄養代謝を犠牲にして解毒の仕事をしなくてはいけなくなります。

これが少しくらいなら平気なのかもしれませんが、過剰な異化が起こるとどうなるでしょうか。

いよいよ本業どころではなくなりますよね。

なんてったってアンモニア(猛毒物)が体内に蓄積するわけですから。

放置したら生命の危機ですよ。

解毒に集中せざるを得ません。

 

さて、体内でのエネルギー不足とはどういう状況でしょうか?

消費エネルギーが増えた故の燃料切れ摂取エネルギーが減った故の燃料供給不足かでしょうね。

もう少し視点を変えれば交感神経優位でしょうね。

 

交感神経は体の可動化システム、闘争逃走反射の神経でした。

ようはエネルギー需要が増えるということになります。

 

交感神経が過剰優位になれば供給が間に合わなくなって異化が起こるのは自然なことでしょうね。

こういった観点からも自律神経は適切に保てるようにしておきたいですね。

ということで今回はここまで!

ではまたっ。

集-tsudoi-では臨床力の底上げを徹底サポート

日々の臨床課題や悩みをディスカッション形式で解決。

ミーティングには様々な臨床家(柔整、鍼灸、カイロetc)が参加するので幅広い知見が手に入ります。

月に1〜2回メンバー限定のウェブセミナーも開催。

臨床力の向上を目的とした考え方や鑑別視点などを共有し、あなたのセラピストライフが充実。

施術アプローチや鑑別法、エクササイズや臨床知見などの動画・記事コンテンツも多数。

日々臨床の壁にぶち当たり、なかなか上手くいかなずに悩んでいるあなたへ。

今すぐ臨床課題を解決してみませんか?

申込時の会費が永年適用されます。
入会に際しての不明点などは遠慮なくお問い合わせください。

この記事がいいと思ったらシェア!

この記事を書いた人

スズキ タケヒロのアバター スズキ タケヒロ 集-tsudoi-設立者

得意の徒手療法を中心に初学者が明日から現場実践できる基礎内容を担当