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保護中: 結石を血液pHと栄養から考える

私たちの体はたびたび”石”による疾患に犯されてしまうことがあります。

例えば腎結石、胆石、尿管結石といった内臓に石が形成されて、それが体内で転がることで激烈な痛みに襲われる疾患が頭に浮かぶと思います。

私たちの扱う整形外科的疾患においては、肩関節周囲炎に分類される石灰沈着性肩関節炎なんていうものがありますよね!

どれもこれも”石”?かと言われると石ではありませんが、これって実はカルシウムが関与しているんです。

カルシウムが体内で何をしているのかというと、骨の構成物質であったり、筋収縮のために神経伝達物質として働いたりと、体にとても重要な役目を担っていることもみなさんもすでに理解していると思います。

ではこのカルシウムが体内にできる”石”とどうか変わっているのかを生理学と栄養学の観点から説明していきたいと思います。

血中pHを考える

私たちの血液には酸性、アルカリ性を司るpHという数値がおよそ7.35~7.45の間で均衡を保てるように設定されています。

例えば運動をして血中の二酸化炭素の量が増えれば血中pHが酸性方向に傾きますよね!その傾きを化学受容器がpHの変化を検知して呼吸数を増やしていこうぜ!というような感じで体にアウトプットしていくわけです。(息したいから息しているんだ!ではないということ)

このあたりの呼吸の機序は理解していくと臨床の幅が広がるのでこちらを見てくださいね!

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では二酸化炭素以外で血液phを変化させるか要因はなにか?を考えるといろんな要因があるなかで栄養が一つあげられます。

実は食品には酸性のものとアルカリ性ものに分けることができます。

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この記事を書いた人

千木良 卓のアバター 千木良 卓 集-tsudoi-運営メンバー

バイオメカニクスと臨床評価学を中心にアカデミックな内容を担当