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メンバー限定:〜消化と自律神経〜長期交感神経優位の害

どうもどうも

シリーズ:タケフェッショナル5です。

今回は〜消化と自律神経〜長期交感神経優位の害についての内容になります。

短期間の、一時的な、循環的な交感神経優位は体にとって必要な機能なので交感神経優位=害ではないことにご注意ください。

害なのは長期の交感神経優位ですからね。

どちらも無料でサクッと読めるボリュームですのでぜひ予習がてらに読んでから本記事を読んでみてください。

 

本当に理解がスムーズになりますので。

それとこちらの記事を既に購入済みの方は今回の記事を読むことで消化器と自律神経のつながりを知り快感を得ることができるでしょう。

本記事を読むことで得られるもの

・食道の基礎知識
・胃の基礎知識
・十二指腸の基礎知識
・消化の基礎知識
・消化と自律神経の関連性
・現代社会におけるよくある自律神経由来の症状理解

現代社会での不調のほとんどは筋骨格系の話だけで片付くものではありません。(とぼくは思う)

ストレスという言葉が出てきた時点で自律神経はマストになり、自律神経という言葉が出てくると脳、内臓器が必然的に絡んできます。

 

肝臓に何か起こればお腹が、右の背部が張ってくるんです。

 

急性外傷でもない限り我々の対応症状はだいたい慢性症状です。

特にぼくのような自費治療院をやっている人間の前にはよく現れる症状かと思います。

ぜひ今回の内容を知って臨床に繋げていただければと思います。

注意書

前半は教科書のような退屈な内容が続きます。
後半になるにつれ臨床的な内容になります。
教科書レベルが完璧な人は割高な記事に感じるかもしれません。

※字数約1万2千字

 

1.自律神経による血流パラドクス

1-1.交感神経優位になると

交感神経優位になると骨格筋と脳への血流が優先されます。

これが長期間続くと内臓への血流が不足し始めます。

この血流不足の情報は迷走神経を介して脳へ伝わります。

ここで脳はバグり始めます。

交感神経の作用で骨格筋への血流分配の命令パルスを出しながら、辺縁系(本能)の部分では内臓への血流分配を命令しています。

こうなるとやはり本能の方が強く、結果的に骨格筋は低血流(低酸素)状態での活動を強いられます。

そして筋内に乳酸が蓄積し、疲労やコリといった現象が起こります。

果たして疲労やコリが揉んで良くなるのかどうか疑問ですね。

リラクゼーション効果により副交感神経が立ち上がってくれれば効果あるのかもしれませんが。

 

1-2.長期ストレスではどうなるか

ストレスと脳の関係は予習ブログで読んだかと思います。

まさか読んでない人はいませんよね?

いるなら今すぐ読めアホ。人の忠告聞け。(口悪くてごめんなさい

ようは交感神経のストッパーと副交感神経のブースターが機能しなくなるって話でしたよね。

じゃあストレスって何?ってなると多種多様な回答になりますよね。

人によって違いすぎるので。

仕事、人間関係、お金、離婚、破局など色々ありますね。

2.消化器とのつながり

ここでは自律神経と消化器のつながりを考えます。

ちなみに循環器、呼吸器とのつながりを知りたければこちらへどうぞ。

2-1.消化の復習

消化とは食物を運動や化学物質を使って大きさや化学構造的に小さくすることを言います。

そして消化には2種類あります。

機械的消化

咀嚼、蠕動運動による動きによる分解

科学的消化

消化液や消化酵素による分解

 

消化のスタートは口です。

咀嚼と唾液による分解から消化は始まります。 

そして食物を飲み込むと食道を約10秒で通過し胃に到達します。

胃では胃酸による分解が行われ、次いで十二指腸へ移り膵液による全栄養素の分解が開始されます。(消化の主役は胃ではなく膵臓という以外な事実)

胃と十二指腸で約4時間過ごした食物は小腸・大腸へ流れていきます。

ここで2時間過ごしたのちにプリッと肛門から出ていきます。

 

ここで日常生活に当てはめてちょっと考えてみたいことがあります。

 

「よく噛んで食べなさい」

 

よく聞くこのセリフ。

これなんでよく噛む必要があるんでしょうね?

 

答えはこうです。

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この記事を書いた人

スズキ タケヒロのアバター スズキ タケヒロ 集-tsudoi-設立者

得意の徒手療法を中心に初学者が明日から現場実践できる基礎内容を担当