早いもので今年もこのブログの時期になりました。
2025年タケヒロはどんな本を読んだのか。
今年ちょっと癖強めなラインナップかもしれません。
苦手な人は読むだけでドッと疲れてしまうかもしれませんが、どれも非常に面白い本なので興味が湧いたらぜひ挑戦してみてください。
あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問

人は必ず死にます。
でも誰もがどこか他人事です。
そう、誰もまさか自分が1年後、1ヶ月後、1週間後、明日、今日死ぬなんて思っていません。
しかし、生というのは死を間近に感じることで初めて実感できる感覚であり、生というのは奇跡であることを理解しなければいけません。
今年1年を、この1ヶ月を、この1週間を、昨日1日を、いまこの一瞬を、魂を燃やして生きていますか?
なんとなく生きてはいませんか?
2025年上半期、ぼくの周りで4人の方が亡くなりました。
そのうち2人は突然死、50歳の若さでした。
人は間違いなく、漏れなく、全員が死にます。
しかし死のタイミングというのは人によって様々で、少しずつ心の整理をつけながら逝く人もいれば、なんの準備もなしに突然逝ってしまう人もいます。
自分の死を想像してみてください。
そして、恐れ落ち込むのではなく、いますべきことを再確認するのです。
世界は贈与でできている――資本主義の「すきま」を埋める倫理学

この本での「贈与」は土地や資産などのことだけを指す名詞ではありません。
何か贈り物をするという行為を指す動詞であり、それはプレゼントのような有形なものから愛情など気持ちのような無形のものまで全てが含まれます。
人間社会において贈与なしで生きていられる人など絶対にいません。
「私は1人でもやっていける(生きていける)」という人は他者からの贈与に気づけていないだけです。
ただし、贈与にも良い悪いがあり、“もらったからにはお返しをしなければ”と思わせてしまう贈与は時に呪いとなることもあります。
「親に孫の顔を見せてあげなきゃ」これも一種の呪い的贈与です。
「親に孫の顔を見せてあげたい」これは呪いではなく、自発的な贈与です。
この違いを理解して人生という贈与ゲームを楽しみましょう。
脱コスパ病~さらば、自損型輸入

この本は読み終えたあとに著者の小島さんにメールで感想を伝えるぐらいぼくには刺さる内容でした。
初めにことわりを入れておくと、コスパという言葉、コスパ重視という生き方、どちらもぼくは大嫌いです。
コスパの行き着く先は 安物買いの銭失い や 面白みのない薄っぺらい人間になり 最終的に つまらない人生 しか待っていないというのがぼくの考えです。

ぼくは物の価値よりも、その物を通して得られる経験の価値を重視します。
機能だとかそういうのも大事ですけど、その先にある何かの方がよっぽど大事です。
こんな経験ありませんか?
- 純正品よりもサードパーティ製(非純正品)の方が同じ性能で安く、コスパがいいから純正品の購入を避ける。
- そもそも純正品は選択肢に入らない。(高いから)
- 「こっちの方が安くていいよ!」と周囲にオススメする。
- 安く買えたことを誇らしく思う。(もしくは自慢げに話す)
これら全部が日本経済を沈める要因になっているとしたらどう思いますか?
このブログを読んでいるほとんどの人はおそらく日本の景気が良いとは感じていないと思います。
景気が良くならない理由は?
まぁ色々あるでしょうが、政治の責任が大きいと考える人が多いと思います
しかし消費者である我々の行動が景気後退の引き金になっているとすれば、そこは反省して見直さなければいけないと思いませんか?(ぼくは思います)
安い海外製の製品ばかりに手を伸ばし、国産品は高いと毛嫌いする消費者が増えれば増えるほど国内生産は落ちます。
例えば中国製の製品を買えば、消費者が支払ったお金は中国へ流れます。(流出と言った方がわかりやすいかも?)
これを繰り返せば繰り返すほど日本国内のお金はどんどん減っていきます。
そして国内の生産者が次々と倒れていきます。
資金力のある大きな企業だけが生き残り、伝統や品質を守る小規模生産者が倒れていきます。
いまに日本の伝統が完全になくなる日が来るかもしれません。
これは決して他人事ではなく、消費者である我々ひとりひとりの行動によって起こる現実です。
そして消費者である我々ひとりひとりの行動が変われば防ぐことができるということでもあります。
それをお金で買いますか

イオンやイトーヨーカ堂、コストコなど大きな資本が街に入り込むと周囲の商店街や小売点が徐々に閉店していく。
- まず大資本が周囲の個人店よりも低価格で同じ商品を販売し消費者を奪います。
- さらに周囲の個人店よりも高い時給で雇用も奪います。
- 周囲の個人店が倒産すると競合がいなくなるため大資本の独占状態となります。
- 独占状態が完成したら価格を個人店よりも高くして販売します。
- 消費者は他に選択肢がなく買わざるを得ません。
- 周囲の個人店によって形成されたコミュニティなど文化は大資本では形成されず文化破壊が起こります。
- その地域の文化や倫理が失われていきます。
- 最悪のパターン、採算が合わなくなれば大資本は撤退します。
東京でもぼくの地元では実際にこれが起こりました。 - その地域には何も残らず、不便で困り果てる消費者が残ります。
社会人になってからぼくはこんなことを感じていました。
資本主義は境界線を設けないと文化と倫理を破壊します。
なんでもお金で買えるのは便利なのか?
お金は便利です。
しかし、なんでもお金で買えてしまえば世界はおかしな方向へとシフトします。
- ディズニーランド順番待ちを飛び越す権利
- 病院で順番待ちを飛び越す権利
どちらもいわゆるファストパスという意味では同じです。
あなたは心情的にどちらも受け入れられますか?
自分が、自分の家族が、大事な人が病気で辛い状態で順番待ちをしているときに、飛ばされたらどんな気分ですか?
しかも「お金を払っているのだから当然だ」という態度で順番を飛ばされたらどう感じますか?
日本ではあまりない光景ですが、中国ではすでに当たり前になっている話です。(倫理崩壊と言わざるを得ない)
なんでもお金で買える世界が本当に便利なのか?
立ち止まって考えなければなりません。
ハーバードの個性学入門:平均思考は捨てなさい

平均という概念がいかに害悪性の高い概念かというのがよくわかる1冊です。
(正確には平均の概念の使い方を誤っている人間が悪いのですが)
そもそも平均とはなんですか?
平均であれば良いのですか?
平均を境界線に良い悪いの判断をするのは間違っている。
平均的な人間なんているのでしょうか?
もしいたとすればその人は極めて無個性な人でしょう。
平均とはそういうものです。
国語が得意な人がいれば数学が得意な人もいます。
ぼくみたいに人よりも手がデカい人もいます。
平均に合わせて物事を設計すれば確実に不具合が生じます。
大事なことは得意不得意、思考体系、体格など条件に合わせてフィットする環境をつくること。
フィットする環境とはその人が最大限の能力を発揮できる環境です。
ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~

お金を稼ぐことは大事なことですが、その稼いだお金をどうするのか?を考えないと稼ぐことだけが目的になってしまいます。
用意したサービスを提供して対価をもらう。
これだけでは人情が介在しません。
人情が介在しない商売に人の発展はありません。
その形の商売を続けるかぎりはいつまでも孤独で人の輪は広がらず、人の輪が広がらなければ商売の輪も広がりません。
付加価値のつくりかた キーエンス出身の著者が仕事の悩みをすべて解決する

付加価値と聞いたら以下の2つのうち、どちらだと思いますか?
- 顧客のニーズの枠を満たすサービス
- 顧客のニーズの枠を超えたサービス
正解は①です。
ぼくはずっと②だと思っていました。
なぜ②は付加価値と言えないのか?
その答えは自分で本を買って読んでください。
あなたにそのニーズがあればこの本が付加価値を提供してくれます。
トランプ勝利なら再編する新世界の正体 日本はこうなる

2024年11月6日アメリカ大統領選挙でトランプが再当選しました。
この本はその1ヶ月前くらいに出版されたもので、ぼくの購入自体は今年に入ってすぐでした。
日本は基本的にアメリカの後追いになることが多いと感じていたので(多様性とかSDGsとか)、トランプが再当選したらアメリがどんな方向へ動いていくのかは大きな関心ごとでした。
この本の中では新トランプ大統領が行うであろう政策と、その政策を行う理由、どんな人たちとトランプは戦っているのかなどが説明されています。
フェンタニルなどでズタボロになったアメリカをトランプは再建するために今まで何をしてきて、これから何をするのか。
ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

2025年で1番の衝撃を受けた本になります。
この本を機にぼくは考えを保守(いわゆる右)へと完全に固めました。
多様性やポリコレという言葉を深く追っていくと中国共産党にたどり着く。
アメリカで起きた暴動(ブラックライブスマター)、あの暴動には扇動していた組織が存在し、その組織に裏で資金提供をしていたのは…
「リベラル」の正体

リベラルという言葉は数年前までぼくの中では良い印象の言葉でした。
でも良く考えればあまり中身について分かっていないことに気が付き、ちゃんとリベラルのことを知ろうと思い本屋で手に取った1冊です。
ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは に書かれているリベラルについての内容とほとんど同じことが書かれています。
中身はご自身の目で確認した方がいいです。
バチカンの狂気 「赤い権力」と手を結ぶキリスト教

ぼくがこの本を読んだ理由は帯を見ればすぐにわかりますね。
この本を読んだ直後、新しい教皇がアメリカ系の人であったことに少し安心したことは言うまでもありません。
中華人民共和国から多大な支援を受け、人権弾圧を知らんぷり。ゲイだらけの集団だからLGBTを推進。聖職者による教会での性的虐待騒動。数々のマネー・ロンダリング・スキャンダル。日本の伝統を破壊しようとする我が国のカソリック教会の幹部の言動にも言及。世界と日本の秩序をぶち壊す、進歩的なバチカンの真実やたくらみを、保守的カトリック信者が赤裸裸に綴る! 宗教団体の闇を暴き出す渾身の一冊。
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移民 難民 ドイツからの警鐘 たった10年で様変わりしたヨーロッパ

トランプ大統領、リベラル、ポリコレ、中国共産党から繋がったのが移民政策でした。
興味が出てきたので調べてみると、どうやらドイツでは移民政策が異常に推進された結果、社会が崩壊しかけているということを知し、手に取った1冊です。
我々国民一人ひとりが政治に関心をもち、監視しなければ今ある当たり前の生活は瞬く間に崩壊して取り戻せなくなる。
そんな危機感を覚えました。
日本の生活がどれだけ恵まれたものかを再認識。
「投票?よくわかんないし興味ないかな」なんて言うことが恥ずかしい社会になってくれればと願うばかりです。
なぜ私たちは友だちをつくるのか: 進化心理学から考える人類にとって一番重要な関係

この本を手に取ったのはここでは書けないような理由なので秘密です。
2025年はぼくにとって破壊と再生の年となりました。
この本はそんな再生のキッカケになった一冊です。
世界は贈与でできている――資本主義の「すきま」を埋める倫理学でも言及したように人は1人では絶対に生きていけません。
この本はその理由を脳機能などの視点から説明してくれます。
以上、2025 Book of the yearでした。
1冊選べって言われたって難しいんですよなかなか。


