治療家のあなたはSOAPをご存知だろうか。
知らないあなた、焦る必要はない。
誰だって最初は何も知らないもの。
何かを読んだり誰かから教わって知るもの。
このブログを機にぜひ覚えていただきたい。
SOAP、それは治療家の常識。
SOAP、それは症例情報を円滑に伝えるために欠かせないもの。
SOAP、つまりそれは症例報告や症例相談には欠かせないもの。
症例相談をしたいが相手に伝えたいことが伝わらない治療家の先生はSOAPに沿った情報提示ができていません。
そしてこう言われます。
「いったん情報を整理しましょう(情報散らかりすぎて全くわからん)」
また、治療に行き詰まる先生も同様にSOAP的な患者情報の整理ができていない可能性があります。
治療は評価に基づいて実行されるもの、評価が誤っていれば的外れな治療を実行してしまいます。
SOAPとは
学生時代に習った先生もいるかもしれませんが資格取得後もSOAPを知らない先生は大勢いる印象があります。
何を隠そうこのぼくもSOAPを知ったのは資格取得から半年後の他院との合同勉強会でした。
院長は当然のように知っていました。オシエテヨ‼︎
で、その中身はこうです。
- S:Subject(主観的情報)
患者自らの話や訴えている情報
= 問診情報 - O:Object(客観的情報)
患者の主観ではなく治療家が見て、触って、動かして等の検査から得た情報
= 理学検査情報 - A:Assessment(評価)
SとOの内容から導き出された評価結果
= 推測病態 - P:Plan(計画)
Aで決定した治療方針・計画の具体的な内容
= 治療内容
SとOで転けるとAとPが全く的外れなことになるのはお分かりいただけると思います。
SOAPの具体例
以下の情報を全て伝えられたらかなり質の高いSOAP報告になると思います。